NEWS 2014年5月

2014 A/W シーズンの営業回りも終わり、残すはオーダーの集計等の
少し細かな作業のみとなりました。

今回も地方のお取引き先や営業先を回らせて頂くことによって、
各店舗のオーナー様等、多くの方と直接お話をし、
街や店舗の状況や流れ、空気のようなものを見て、体感することができました。

正直なところ、毎シーズン、型数・アイテム数も増えてきているため、実際に
それらを全て持って回ることには限界がきているようにも感じています。

もっと効率的な方法もあるだろうし、もっと楽をすることもできるとは思います。
実際のところ、現在のやり方では時間もお金もかかり、さらには身体的な負担が
シーズン毎に大きくなってきています。
そこで、方法に関しては今後見直すことも必要かと考えているところです。

例えば、サンプルに関しては配送業者を使って送り、僕は自分の荷物のみを持って回るだとか、
名古屋・大阪・福岡の主要都市で展示会を開くだとか、方法はいくらでもあると思うのです。

ただ、地方を回るといった行動自体を見直すかとなると、それはないかと。
サンプルを持って全国を回っていたのが僕の原点であり、それによって現在のお取引き先の
多くとも繋がることができたのが事実です。
きっとそれを止めてしまったらroundaboutがroundaboutではなくなってしまうような気がして。

楽をしようと思えばいくらでもできるし、面倒なことをやめようを思えばいくらでもできる。
でも、その面倒なことこそが大切なのではないかと僕は思っています。
ブランドとしての在り方にしても、営業の方法にしても、お取引き先との関わり方にしても、
きっと正解なんてなくて、それぞれがそれぞれの正解を見つければいい。

その中で見つけた僕の正解は、会いたい人やお店には自分から会いに行く。
それは展示会に来てくれたどうこうは関係なく。
そして、街を見る、スタッフの方々と話をし、自分の思いや考えを伝える。
時間や手間、お金のかかる面倒くさい方法ではあるけれど、それが僕が導き出した
僕の中での「正解」です。

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