先月まででほとんどのアイテムのデリバリーが完了していたのですが…
完璧に忘れていました、ご報告を。
申し訳ありません。
一気にドドドっとご紹介させていただきます。
L/S No Collar Double Shirt
Color : White・Navy
Size : 1・2
部分的にモール糸(フランス語で毛虫を意味するシェニールとも呼ばれる)が使用された
独特で特徴的な表情をしたコットン地を使用したアイテムです。
2枚のノーカラーのシャツを衿ぐりのバインダーで留めることにより合体させる形と
なり、1枚のシャツジャケットに変化させたイメージです。
前立てや袖口、裾は表裏繋げず、フラシの状態にしてあります。
フロントと袖口のボタンの留め方も工夫してありますのでご注目いただけたらと
思います。
裾の両脇には表側のみにスリットを入れたことで全体の空気感に少しのアクセントを
加えることができたと考えています。
名称はシャツにしましたが、一般的なシャツとは違う・シャツのようでシャツではない
不思議なアイテムを作り出すことができたと思います。
4年以上製作を試みては止めてといったことを繰り返してきたアイテムになります。
時間はかかってしまいましたが、全体の構造をじっくりご堪能いただけたらと考えて
います。
Full-Zip Blouson
Color : Green・Red・Black
Size : 1・2
Random Twist 2tuck Pants
Color : Green・Red・Black
Size : 1・2・3
複数の色が混ざり合ったムラ感のあるコットン・ランダムツイストを使用した2型です。
着こんでいく中で柔らかさが増し、体に馴染んでいく生地となります。
ブルゾンは30~40’sにフランスやドイツで着用されていたフランス製サイクリスト
ジャケットを元にサイズバランスやポケットの仕様などをroundaboutらしいものに
進化させたアイテムです。
当時、主にフランスの民間ファクトリーによって製造されていたものをドイツ空軍に
所属していたエースパイロット達によって現地で徴用され、飛行服として着用されていた
歴史を持ちます。
2タックパンツはブランドで14年以上マイナーチェンジを繰り返しながら毎シーズン
作り続けているモデルになります。
今期はブルゾン同様、パーツによっては他の箇所より太番手で、更には巻き縫いで
仕上げてあるので、洗濯・乾燥を繰り返す中でパッカリングが起きるよう、
デザインしました。
Raglan S/S Shirt
Color : White・Black
Size : 1・2
Ripstop 1tuck Pants
Color : Black
Size : 1・2
高強度で格子状の凹凸がハッキリとしたコットン・リップストップを使用した2型です。
シャツの袖はラグランスリーブを採用し、ポイントになるよう、袖とヨークを一体化した
作りにしました。
袖ぐりや袖下接ぎ~脇を他の箇所より太番手で、更には巻き縫いで仕上げてあります。
パンツは60’sのU.S.ARMY Aggressor Trousersをイメージし、そこにタックを入れ、
脇・内股・センターバックをシャツ同様、他の箇所より太番手を使用し、巻き縫いにして
あります。
裾に入れた紐の出口はフロント側にしてありますので、紐が足に乗る形となり、
穿いた時に紐を靴底で踏んでしまうこともないと思います。
2型ともパッカリングを起こさせるために部分的に巻き縫いを採用しており、それが
アイテムの特徴の1つになっています。
Full-Zip Vest
Color : Beige・Black
Size : 1・2
Pin Tuck Half Pants
Color : Beige・Black
Size : 1・2・3
クラシックな36/2のウェストポイントをベースにバイオ加工により柔らかくし、
更に反発加工を施すことでしなやかな風合いと反発性、光沢感のある生地を使用した
2型です。
ベストはU.S.ARMYのM-69 Body Armor Fragmentation Protective Vestの衿をなくした
イメージで、空気を通すために脇を開け、サイズ調整に使用するタブとバックル、
ボタンのみを付けた作りにしました。
機能とデザインの両立ができたアイテムになったと考えています。
ハーフパンツは裾まで続くタックの取り方を美しく見せるためにピンタックを
採用しました。
ステッチを打つことによりタックが開きっぱなしになることを防ぎ、機能的でありながら
クラシックな空気感を演出することができたと思います。
膝下丈の少し長めのシルエットのため、靴下の長さを変えるだけでも様々な着こなしが
できるはずです。
近々、デリバリーが完了している他の品番も紹介させていただきます。
よろしくお願いいたします。