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昨日、2013 S/S Collectionの撮影を行いました。
スタイリング画像は展示会終了後にこちらのHPにて見れるようにします。
(お楽しみは取っておこう…みたいな。)

僕にしては珍しく天候にも恵まれ、撮影地は何もなくても画になるような空間で、
モデル2人も若いのに辛抱強く頑張ってくれたこともあり、
素晴らしいものが出来上がる予感がプンプンとしています。

そして、何よりも感謝したいのは、忙しい中、時間を割いてくれたカメラマンとスタイリストの2人。
「忙しい」と口では簡単に言えますが、2人のスケジュールは本当にパンパン。本当に「忙しい」。
よく文句も言わずに仕事を引き受けてくれたなと感じています。
(文句…言ってたかなぁ?言ってたかもなぁ。 いや、言ってなかったことにしておこう。)

今回、特に嬉しかったことが1つ。
「スタイリスト」です。
(一応、今は名前を伏せておきます。 画像をお見せできる時に一緒に発表したいので。)

撮影のスタイリングを組んでくれたスタイリストとはもうかれこれ5年以上の付き合いになります。
出会いは、僕が古着屋の販売員、彼がスタイリスト・アシスタントになりたてホヤホヤの時でした。
店内に入って来る目つきの鋭い…というか、目つきの悪い男。
そんな彼が真っ直ぐ僕の方に歩いて来て一言、
「スタイリスト○〇のアシスタントをしています●●です。リサーチをさせて頂いても宜しいですか?」
明らかにスタイリスト・アシスタントという人でも何も言わずに商品をリサーチをしていくことが
珍しくない中、きちんと挨拶をする目つきの悪い男…。 驚きでした。風貌とのギャップが。

それからというもの、仕事の合間にちょこちょこ店に顔を出してくれ、話をする仲に。
(僕…いい歳して少し人見知りでして、本当に仲良くなるまでに時間がかかります。)
ま、話をすると言っても、愚痴を聞いたり、私生活の悩みを聞いたり、
時には店のバックルームで仮眠をとったり…。

そんな彼が今年、遂に独立しスタイリストに!
アシスタント時代から、「独立したらスタイリングを組みたい」と言ってくれていました。
(正確には「独立したら俺がスタイリングやってあげるよ。」ですが。)
自分だったらこんな風に撮りたい、こんなスタイリングを組みたい、
そんな話もよくしてくれていました。
そして今回、本当に撮影のスタイリングを担当してくれたわけです。

嬉しかった。
いろいろな彼を見てきただけに「嬉しかった」。

「 早く多くの人に今回のルックをお見せしたい!」、そんな気持ちでいっぱいですが、
まずは展示会に来て下さった方々に見て頂こうと思っています。
そんな 展示会は10月21~25日の5日間、中目黒のギャラリーにて行う予定です。
詳細につきましては後日、こちらで発表致します。

この文章を打ちながら思ったことがあります。
僕が特に仲良くしている(と勝手に思っている)スタイリストが3人いるのですが、
全員年下なのに、僕の名前に「さん」を付ける以外はタメ口…。
1人に関して言えば「くん」付け。

いつからだろう? 最初はちゃんと敬語だったはずなのに…。

考えてみたら、古着屋時代のお客様もそうだ。  だいたいの子が「さん」付け以外は
ちょいちょいタメ口…。

ナメられてるのだろうか?
できることなら「親しみやすい」ということで手を打っておきたいところです。


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